職務経歴 #1

2021年04月05日


こんにちは❀ カウンセラーの永島です。
心理士・産業カウンセラーですが、そもそもは看護師出身ですから、医学的根拠のある安全安心なカウンセリングを旨としています。

看護師がベース(大学病院内科・刑務所・精神科病院)ということは、当たり前ですが、カルテや検査データが読めます。
カルテが読めるということは、例えばクライエントさんがいま服薬している薬を伺うことで、病状や主治医の治療方針まで読み取ることができるということです。
また、薬の作用機序や効果効能がわかるため、薬が効いていく過程(血中濃度との関連など)や作用・副作用・離脱などの説明と相談もできるのです。
そして、身体(臓器・器官)はもちろん、各つながりについても熟知しているため、心理にのみ偏らない、安全な方法も大切にします。

②産業カウンセラー資格と、各都道府県に必ず設置されている障害者職業センターでのリワークカウンセラーの経験により、企業・事業所など雇用主側組織や、休職・職場復帰についても熟知しています。
そのため、クライエントさま各人の所属組織の現状に沿った職場復帰支援を、細やかに確実に行っていけます。

③心理士としての経験は… 以下に記していきますね。

職務経歴
ホームページの『カウンセラー紹介』の項にもあるとおり、クリニックや精神科病院だけでなく、刑務所や独立行政法人障害者職業センターでも働いていたりして、私の職業人生は結構毛色が変わっています。
問われるままに答えると「面白いですね」とか「特殊ですね」などと言われたりもしますので、以下にその辺のことを職務経歴書形式で簡潔に記してみようと思います。

■看護師時代
①大学病院、消化器内科病棟

②刑務所(医務課、法務技官看護師)
*拘禁反応・覚せい剤精神病等の精神疾患・パーソナリティ障害・認知症など にも多く対応
*職員も含めた健康管理、備品・文書管理・講義など
*公務員の自殺予防対策の一環である、メンタルヘルス相談員の人事院研修を受けたことから、メンタルヘルス・精神・心理に興味関心を持つようになり、精神科へ

③精神科病院
*急性期・慢性期・認知症病棟
*うつ病、双極性障害、摂食障害、統合失調症、知的障害、認知症など
*勤務の傍ら、大学に編入し、産業カウンセラー・認定心理士資格を取得

■心理士・カウンセラー
①メンタルクリニック
うつ病、双極性障害、不安障害(パニック障害、社交不安障害、全般性障害)、強迫性障害、依存症、PTSD、パーソナリティ障害、発達障害(ADHD・ASD)、性同一性障害
*悩み(対人関係、親子関係夫婦関係恋愛、友人関係、いじめなど)
*心理療法:認知行動療法、行動療法(強迫性障害の方へ)、ブリーフセラピー、対人関係療法、クライシス、来談者中心療法など

②独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構 地域障害者職業センター
リワークカウンセラー
*うつ病等で休職中の方への職場復帰支援
*面談(利用者・企業人事・主治医)、リワークプログラム作成、企業フォーラムの運営補助
*講義:認知行動療法、病気と薬、アサーション、ストレスマネジメントについて

秋葉原カウンセリングルームうみ🌸
*①の各疾患や悩みのほかに
・愛着障害、アダルトチルドレン、共依存、複雑性PTSD、PTSD、カサンドラ症候群など
リワーク(休職者の職場復帰支援)、モラハラ対策など、多く対応しています

*心理療法:①のほかに
トラウマケア(SP、IFS、AEDP、ACT、スキーマ療法などを複合的に取り入れた、具体的で現実的なアプローチ)、トラウマ処理(第2世代EMDR)など、より苦痛の少ない、安心・安全な方法を導入しています。

趣味・好きなもの
猫(2匹の男の子も家族です)、編み物、海、温泉、サウナ、サザンオールスターズ
♡(*´Д`)


以上、味もそっけもない自己紹介になりましたが、「カウンセラーは何が出てきても驚かない」という河合隼雄先生の言葉が私の理念です。
例えばアダルトチルドレンを悩みとしていても、その傷によって、ネット依存や強迫性障害やADHD的傾向が併存していることも多くあります。
「専門」にこだわるあまり、その可能性を見落としてしまうかもしれないというのは結構怖いと思っています。
そのため「専門」 にとらわれず「専門性」 にこだわって、主体的に選んでほしい と思います。
大切なあなたの、あなた自身の大切なこころなのですから。

私自身、今ある知識や経験に満足してしまってはいけないと、肝に銘じています。
時代に即した知識、今だからこそ得られる日進月歩の医療や科学による知見を常に吸収して、
クライエントさんが「楽しく、幸せな人生」を「楽に」歩んでいけるよう、寄り添い続けたいと思っています。
クライエントさんたちの心からの笑顔が見たいから。

ぜひ、これからも時折このブログにお立ち寄りいただき、読んでみてくださいね。
どうぞよろしくお願いいたします❀


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