うつ病・不安障害

うつ病・不安障害の改善・解決に向けたアプローチ

当カウンセリングルームが目指すゴール

  • うつ病や不安障害を深刻化させている「原因や問題」を整理する
  • エビデンス豊富な認知行動療法などの適した「アプローチ」を体験する
  • 疾患や薬について学び、呼吸法やマインドフルネスなどの「対処法」を習得する
  • その後の人生において「再発しない」安定した状態を作る

安全な空間で、医療知識の豊富なカウンセラーに症状や悩みを安心して打ち明け、原因や問題を整理しながら、治療とカウンセリングの両輪のバランスを大切に保ちつつ、一緒に回復を目指します。


「うつ病と診断されたが、薬だけで治るのか心配」「一人で病気と向き合っていく自信がない」「治すために必要なことを知りたい」という方は、どうぞお気軽にご相談ください。

うつ病とは

うつ病とは、年齢・職業・性別に関係なく、誰でもかかりうる病気です。
几帳面で責任感や正義感が強い人、他者の気持ちを推し量ることのできる優しい人、上手な手抜きができずに自分一人で抱え込んでしまう真面目な人などがかかりやすいともいわれています。
ですから、うつ病は心が弱いからとか、気の持ちようというような簡単なものではありません。決してあなたのせいではないのです。

うつ病の症状は、以下のように多岐にわたります。

気分の症状 気持ちが沈む、憂うつ、悲しみや不安が強い、イライラして怒りやすい
行動の症状 何事にも興味関心がなくなる、集中力や意欲が低下して本や記事が読めない、音などの刺激に過敏になりテレビを見るのもおっくうだ
身体の症状 体や頭が重くだるい、疲れやすい、不眠、食欲がわかない、あるいは食べ過ぎてしまう、頭痛、肩こり、口や喉の渇き、動悸、吐き気、頻尿など

このような症状がいくつも現れますから、社会生活が困難になることも少なくありません。
うつ病を発症する原因はさまざまですが、一つわかっているのは「うつ病を引き起こす原因は複数存在する」ということ。
たとえば、大切な人との死別や離別、仕事や健康などの大切なものを喪失する、人間関係でトラブルに巻き込まれる、自己役割の変化(結婚・妊娠・出産・昇格・降格)といった「ストレス」がきっかけとなることが多くあります。

このようにいくつもの要素が複雑に絡み合って発症するため、カウンセリングではまず丁寧にお話を伺いながら、抱え続けてきた心の負担の「荷下ろし」を行っていただきます。
その上で、ストレス要因を解明したり、対処法を一緒に考えたりしていくことで、問題の解決や回復を目指します。

不安障害とは

「不安障害」とは、ある物事や状況に対して過度の不安や緊張を感じ、適切ではない行動や対処をしてしまうことで更に不安がつのり、心身にさまざまなつらい変化を引き起こす症状をもった、パニック障害や社交不安障害などの心因性疾患の総称です。
また、近年、診断基準として用いられている『DSM-5』では、「不安症」へと名称変更され、そこに分類されるものについても同様の変更が行われましたが、実際にはまだ「不安障害」を使うことが多いため、以下についても以前のままの名称と併記して説明しています。

社交不安障害(社会不安障害、社交不安症)

他者と接することに対して恐怖を抱き、何とか回避しようとします。
例えば、スピーチしたり、電話に出たり、会食をしたりといった対人場面で思うような行動がとれなくなります。
重症化すると、人のいる場所に出られなくなり、引きこもってしまうこともあります。

パニック障害(パニック症)

理由もなく突然、動悸や呼吸困難、めまい、発汗などの自律神経症状を伴うパニック発作を起こし、「死んでしまうのではないか」という恐怖に襲われます。
重症化すると「またあの発作が起こるのではないか」という予期不安が増強して外出できなくなるなど、行動が大きく制限されてしまいます。

全般性障害(全般性不安障害、全般性不安症)

不安や恐怖の対象は特定のものではなく、将来・家族・健康・世界のことなど、生きていく上でのあらゆる出来事が対象となります。

強迫性障害(強迫症、DSM-5では不安障害から分離)

繰り返される持続的な思考である強迫観念に苦しみ、不安や苦痛を緩和するために不合理とわかっているけれども強迫行為をしてしまうといった症状があります。
これに対する心理療法では『暴露反応妨害法』と呼ばれる『認知行動療法』が有効です。しかしこれに取り組むためには、ご本人がその症状をとてもつらいものだと認識し、心からやめたい・治したいと強く考えていることが重要ですし、服薬治療の優先も必須です。

不安障害の根底にあるのは「不安」です。自分を苦しめる心配事や不安なことが、心身にさまざまな変化を引き起こしてしまっています。
しかも不安障害の場合、重症化するまでは思考力や判断力の低下などの抑制症状は少ないため、周囲だけでなく自分自身でもこれが疾患であるとは認知しにくいものです。
「なぜだか生きづらい」の思いを抱えたまま生きているので、やがてうつ病を併発するなど重症化してから気づくことも多くあります。

ですから、心療内科などで薬物療法を受けている方は、カウンセリングと並行して問題解決を目指すのが一般的ですし、重要です。自己判断で受診や服薬治療を中断することなく、治療とカウンセリングの両輪で回復を目指していきましょう。

うつ病・不安障害を克服するには、
カウンセリングが必要不可欠です

うつ病・不安障害からの回復を目指すSTEP

「うつ病・不安障害」を抱えている方へのカウンセリングは、ご相談者さまの状況によって異なりますが、以下のようなステップで改善・回復を目指しています。

STEP1

心の荷下ろし

STEP2

問題の整理と目標設定

STEP3

自己理解

STEP4

認知行動療法の導入

STEP5

終結

STEP1心の荷下ろし

まずは安心して何でも話せる安全な空間で、現在の症状や現在に至るまでの経緯、その間のつらかったことなどについて、心ゆくまで話していただきます。

STEP2問題の整理と目標設定

カウンセラーとの安定した関係性を築きながら、自分の問題について考え、整理します。
そして、「未来のありたい自分の姿」についても共有し、そのために実現可能な目標をスモールステップで設定していきます。

STEP3自己理解

カウンセラーの伴走により、安心した状態で自分と向き合います。自分を見つめ直し、深く探り、自分自身を知り、認めていきます。

STEP4認知行動療法の導入

認知行動療法の導入とともに、ご相談者さまに合ったカウンセリング手法も取り入れて、それぞれに最も適した方法で進めていきます。

認知行動療法では、自分がよく繰り返している「自分自身を苦しめる考え方/自動思考」や特有な行動パターンを見つけ、丁寧に対処していきます。
また、そのように自分を客観視することで、「自分が悪いわけではなかった」ことも確認し、実感します。

認知行動療法について

STEP5終結

心理療法の終結は、ご相談者さまの問題が解決したときや、「もう自分一人でやっていける」と実感できたときに訪れます。
それが判断できるような質問や話し合いを行うことで、冗長に引き延ばすことなく、十分納得をして「終結のとき」を迎えていただくことができます。

「うつ病・不安障害を克服したい」とお考えの方は、
秋葉原カウンセリングルームうみまでお気軽にご相談ください。

秋葉原カウンセリングルームうみでは、
うつ病や不安障害の方へのカウンセリング実績があります。
カウンセリングによって自信を取り戻し、
自分らしい人生を謳歌されているご相談者さまも数多くいらっしゃいます。

「うつ病を克服したい」「イキイキとした毎日を送りたい」と考えている方は、
ぜひ当カウンセリングルームまでご相談ください。
豊富な知識と経験に基づいて、丁寧に真心を込めて、
全身全霊でサポートさせていただきます。